チーム・カテゴリー・タスク設計ガイド
目次
この記事でわかること
TimeCrowdを上手に導入するコツは、自社の業務スタイルとデータの活用目的の理解することです。導入前に以下のポイントを整理しておくと、スムーズな立ち上げと定着につながります。
チーム、カテゴリー、タスク設計の考え方
チーム設計のコツ
チームは「集計したい単位」と考えていただくとわかりやすいかと存じます。
何を主に分析したいかで、最適なチーム分けが変わります。
- プロジェクトごとの分析が重要 → プロジェクトごとにチーム作成
- 部門ごとの業績管理が重要 → 部門ごとにチーム作成
- クライアントごとの収益管理が重要 → クライアントごとにチーム作成
企業規模別のチーム設計推奨パターン
人数規模で推奨されるチーム設計パターンは以下です。
| 企業規模 | 推奨チーム設計 | 特徴 |
|---|---|---|
| 小規模(〜20人) | 単一チーム型 全メンバーが1つのチームに所属 | 全社の情報を一つのチームで管理しますので、カテゴリーやタスク設定が楽です。 |
| 中規模(40〜200人) | 複数チーム型 主要な部門/プロジェクト別にチーム分け | ワークスペースに所属するチーム(部門・プロジェクト)横断でのレポートの集計が可能です。 |
| 大規模(200人〜) | 複数ワークスペース, 複数チーム 今ある部門ごとにワークスペースを設定、チームを部門内グループ/プロジェクト/クライアントで分ける | レポートでは部門ごとに集計が可能になります。 |
カテゴリー設計のヒント
カテゴリーは「タスクをグループ化する単位」です。チーム内でタスクをどう分類すると分析しやすいかを考えましょう。
カテゴリー設計パターン例
- プロジェクト/クライアント型
- チームが部門別の場合、カテゴリーはプロジェクトやクライアント名に
- 例:デザイン部のカテゴリー → サイトリニューアル、キャンペーン、社内ブランディング
- 業務種別型
- 業務の種類ごとにカテゴリー分け
- 例:営業部のカテゴリー → 新規開拓、既存顧客フォロー、契約業務、社内報告
- フェーズ/工程型
- プロジェクトの進行段階ごとにカテゴリー分け
- 例:開発部のカテゴリー → 要件定義、設計、コーディング、テスト、リリース
- 製品/サービス型
- 自社の製品やサービスラインごとのカテゴリー分け
- 例:カスタマーサポート部のカテゴリー → 製品A、サービスB、製品Cオンボーディング
カテゴリー設計のポイント
- 数は適度に: 多すぎると選びにくい、少なすぎると分析が雑になります
- 目安は一つのチームあたり20-40個くらいのカテゴリーが打刻する側からするとちょうどいいです
- 名前はわかりやすく統一: 同じチーム内では命名ルールを揃えると迷いません
- 例:クライアント名は全部「社名」の形式に
- カテゴリーは階層化できるので、プロジェクト内容はカテゴリーの第二階層に
- 例:クライアント名は全部「社名」の形式に
- 変わりやすいものはタスク名へ: 頻繁に変わる要素はカテゴリーではなくタスク名に含めましょう
- 例:毎月変わるキャンペーン名はタスク名に含める方が管理が楽
タスク名の付け方のコツ
タスクは実際の業務内容を記録する単位です。(ちなみに同じ名前のタスクには何度も作業履歴を登録できます。)
タスク命名パターン例
- プロジェクト参照型
- 要件定義書作成
- デザインレビュー
- クライアント参照型
- 月次レポート作成
- 提案資料アップデート
- チケット/Issue連携型
- Chrome拡張機能ではGitHubをはじめとしたチケット名をタスクとして自動取得、URLも取得してタスクに保存できる機能があります。
- #123 ログイン画面実装
- #456 検索機能バグ修正
- フェーズ/場所や個数の明示型
- コメント欄の運用は、その内容をkintone連携をして請求欄に反映したり、個数を集計するカスタマイズもできますので、お気軽にご相談ください。
- 週次進捗MTG - コメントに「大阪オフィス」などの場所を入力
- クライアント訪問 - コメントに「A社会議」等詳細を入力
タスク設計のポイント
- 粒度はほどほどに: 業務によって適切な粒度は異なります
- 開発業務:機能単位や作業工程単位(「ログイン機能実装」「APIテスト」)
- 定型業務:業務の内容単位(「日次売上集計」「経費申請処理」)
- 会議:会議ごと(「週次企画MTG」「クライアントA打ち合わせ」)
- 検索しやすさを考えて: あとから探しやすいようキーワードを含めましょう
- プロジェクトコードや顧客名など、検索キーワードになる要素を入れる
- 同じ種類の業務には共通のキーワードを(「MTG:」「レポート:」など)
- 短すぎる作業はまとめて: 記録する時間の粒度も考えましょう
- 短時間(1〜5分程度)の作業は別途まとめるか、関連する大きなタスクに含める
- タスク切り替えの手間も考えて、細かすぎる記録は避ける(目安:最低15分以上など)